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【壮絶な1400日】枝野幸男夫婦の不妊治療

体験記

2020年1月17日放送の「爆報!THEフライデー」で、政治家の枝野幸男さんご夫婦の不妊治療エピソードが初公開されました。

妻の和子さんは、高額な不妊治療で子どもを諦める方も多く、国で補助ができれば少子化対策にもなるのではないか、という気持ちで今回このエピソードを公開することにされたそうです。

不妊治療について知らない方や不妊治療中の方の希望になればと思い、まとめました。

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立件民主党代表の枝野幸男さんは、妻の和子さんと交際6か月で結婚。

結婚後、4年が経過しても妊娠しなかったので不妊治療を開始。

最初に行ったのは
▼人工授精(妊娠率5~10%)
 排卵日にあわせて精子を注入

半年間で4回行ったが、結果出ず。


▼体外受精(妊娠率30%)
 体の外に卵子を取り出して精子と受精させ、子宮に戻す。
 1回30万円以上する高額な治療。
 卵子を取り出すには激痛が伴うので、和子さんは全身麻酔で15個卵子を取り出した。


2回目の治療で受精卵が着床。
しかし、2か月後病院の検査で流産だと発覚。
着床と流産を1年半で3回繰り返した。

周囲からのプレッシャーもあり、和子さんは自分に責任を感じてしまい、うつ状態に。

さらに病院の検査で、医師に習慣流産だと告げれる。
母体から子宮に、血液がうまく流れていないかもしれないとのこと。

また、治療を続ける中で、夫の枝野さんから「1人で頑張ってくれればいい」というような言葉を言われて大ゲンカ。最後は枝野さんが謝罪。

転院した総合病院でも、1年で2回流産し、つぎ流産したら子どもは諦めようかと思っていた3回目の妊娠。この時点で不妊治療は4年。
3回目の妊娠は無事に安定期に入り、お腹の子が二卵性双生児の男の子だと告げられる。

しかし、2人の子どものへその緒がつながっていると告げられ、つながったへその緒を切る手術をするかしないかの決断を迫られる。

手術をうけない場合、栄養が1人の子どもに偏ってしまい、栄養が少なくなってしまった1人に障害がでる可能性がある。
手術をうける場合、難易度の高い手術のため、失敗したら2人とも失う可能性がある。

複数の病院で意見を求めるなかで、ある医師からは「政治家の家で障害のある子がうまれたら大変でしょう」と言われ、手術を提案されるというドクターハラスメントをうけた。

枝野夫婦は主治医に手術を受けない決断を告げる。

出産予定日1か月半前、エレベーターで破水。
帝王切開で出産することになり、緊急搬送から30分後、双子の男の子を無事に出産。体重は2200gと1600g。

和子さんは保育器に入った双子を見て「小さく生んでしまってごめんなさい」という気持ちだった。
長男は軽度難聴ではあるが、補聴器をつけることで問題なく暮らせている。

彼らは現在中学一年生。顔は公開されていない。

枝野夫婦が不妊治療に使った金額はトータル500万。


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枝野幸男さんのイメージアップのためにも、今回のエピソードを公開されたのかもしれませんが、2020年は少子化対策を大きく動かしてほしいですね。
はやく不妊治療を保険適用にするなど、少子化対策を行ってほしいです。

また、不妊治療は他人事だと思っている人が、当事者はどんなに精神的に負担があるのか理解することで、思いやりのある社会になることを願います。


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